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お客さまから「ありがとう」をもらえる仕組みづくり

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ほぼ毎日、子供を連れて近所のスーパーにいっています。

ご機嫌さんでベビーカーに座ってくれる日は片手にかごを持って
もう片方の手でベビーカーを押しながら買い物をしています。

ご機嫌ななめの日は片手に10キロ弱のチビさんを抱っこしながら
カゴを乗せたベビーカーを押しているという状況です。

どちらにせよ、レジや袋詰めでのカゴの上げ下ろしは結構大変です。

ある日、レジのアルバイトのお嬢さんが「前まで運びますね」と言って
袋詰めをする台までカゴを運んでくれました。

このスーパーのルールとして決まっているのかな、と思いながらも
私はとても嬉しくて心から「ありがとうございます」と言いました。

ちなみに、別の日のレジにいたアルバイトさんからは声かけなし。
2割ぐらいのスタッフさんはこの声かけをしていないのが残念です・・・


私のような子連れ、妊婦さん、お年を召した方、お体の不自由な方。
日常のなかでもらえるちょっとした優しさが心にしみます。

それがお店のルールであっても良いのです。
むしろ、ルールや仕組みとして全員ができるようにしてほしいのです。

お客さまが「自分のことを大切にしてもらえた」と感じてくだされば
私と同じように心からの「ありがとう」を伝えてくれると思います。

この「ありがとう」こそが、現場で働く皆さんの栄養剤ですよね。

今までで1回だけ、袋詰めまでしてくれたお姉さんがいました。
抱っこ+ベビーカーの私を見て「入れましょうか?」と声をかけてくれました。

なかなかおおらかな入れ方ではありましたが(笑)
その時の私にとっては「神の手」と思えるほどありがたかったです。


気配りができる人、気がきく人になることは難しくありません。

まずは目の前にいる人に意識を向けること。
そして、相手が望んでいる事を想像しながら観察することです。

「最近の若いスタッフは気がきかなくてね~。」とおっしゃるアナタ。
気の配り方、気のきかせ方をしっかりと教えていらっしゃいますか?

私がコンサルティングで最初に行うのは「視点」のお話です。

お客さまの「視点」で見るってどういうことなのか。
具体的にはどの場所をどのように見れば気づけるようになるのか。

実際に自分の目で見て、自分の感覚に覚え込ませていく。
ここでしっかりと体得していただければお店の変化は早いですよ。


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