研修は一度受けたからといって結果が出るものではなく、継続して実施することがスタッフ一人ひとりのモチベーションにつながり、当院の目指す「感動を呼ぶクリニック創り」の実現につながると考えていました。そこで、当院では開院当初から院内での接遇研修を実施したり、院外の研修会への参加を積極的に行ってきました。
私たち自身も接遇への取り組みも常に変化し続ける必要があるという考えのもと、ある年の院内研修を企画していたタイミングでホームページを見つけました。
ホームページに載っている講師たちのメッセージに共感したことと、多様性のある研修が継続的に実施できると思えたことが依頼する決め手になりました。

接遇研修がきっかけとなり、院内で身だしなみ委員会を発足しました。
細かい基準が決まっているほうが統一しやすいとのアドバイスをもとに、髪の毛の色だけではなくメイクの色まで設定することにしました。すると、特に髪の色に関してはスタッフが敏感に反応して、研修後に染めなおしている姿が見られました。このように形を整えることが意識統一につながったと感じています。
毎回の研修後は仕事に対する意欲が湧き、モチベーションアップにつながっています。患者様に対して、今まで以上におもてなしの精神で接することを一人ひとりが心がけるようになりました。

外部の講師の方に研修を依頼するときに大切にしていることは「当院と同じ方向を向いてくれるか」「心が通い合えるか」でした。
ホームページに散りばめられているメッセージを読んで、実際に研修を受けてみて、やはり当院の想いと共通する部分が多かったと感じています。
また、階層別に研修を行っていくなかで、特に中堅職員からは「新人指導や育成に役立つ内容が学べた」という声も上がっています。