苦情、クレーム応対のいろは
皆さんは苦情やクレームという言葉にどのような印象をお持ちですか? 「恐い、面倒、できれば避けたい…」といったネガティブなイメージが強いでしょうか。確かに、昨今はクレーマーと呼ばれるお客様が増えてきています。 店舗として強い姿勢を保たなければいけない状態も少なくはありませんよね。 クレーマーへの対処方法は別の講師に託すとして… 二次応対と言われる責任者の応対については接遇コラム「責任者に求められるクレーム応対の視点」を参考になさってください。 事前期待よりも現場の接遇が下回っていたとき、期待以下の状況に対して起こる感情です。 苦情・クレームを減らすためには店舗全体の接遇力を向上させることが必要ですが、今回は起こってしまった苦情・クレームへの対処方法のポイントをお伝えいたします。
→ 苦情・クレーム応対の基本の5カ条 ● 第一印象で相手の怒りを大きくしないこと!
→ 苦情・クレーム応対の6ステップ 1) 具体的な言葉を添えてお詫びをする 2) お客様の話を傾聴する 3) お客様の心情を理解する 1~3までに十分な時間を取ることで、お客様のなかに冷静さを取り戻していただきましょう! 4) 事実を確認する 5) 解決策・代替案を提示する 6) 最後にもう一度お詫びをする 最後に、関根眞一さんの「苦情対応実践マニュアル」から面白いデータをご紹介します。 以下の問いに○×で答えてください。 ● 苦情を最もよく言う年代は40代である いかがでしたか?答えは全て「×」です。 ● 苦情を最もよく言う年代は【60】代である 店舗で苦情・クレーム応対の勉強をするときに参考になさってくださいね。 |
お客さまとスタッフから選ばれるお店や会社を作るためのヒントを研修スタイルの動画で配信中!
|
執筆者:接遇コンサルタント 磯貝和美 |
接遇研修とコンサルティングを通じて、お客さまとスタッフから選ばれるお店づくりのお手伝いをしています。私が持ち続けているのは「スタッフが笑顔で働けるお店を増やしたい」という想いです。人育てなくしてお客さま満足は達成できません。私の役割は接遇のスキルを伝えることだけではなく、接遇力向上に必要な考え方を伝え、お店全体に接遇が浸透する仕組みをつくることです。本気でお店の接遇力向上をお考えのオーナー、幹部を全力でサポートします。磯貝和美のプロフィール 『ブログでは日常のなかで見つけた接遇力向上の秘訣、コンサルティング&研修の具体例などの記事を書いています!』 |