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16.磯貝和美のつぶやき

続、洗面所やお手洗いの使い方に品格が表れる

更新日:

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まず一つ目のお題。

トイレットペーパーを使用後にこのように三角折りにしますか?

 

サービス業にお勤めでトイレチェックが業務に入っている方は

非常に高い確率で折っていらっしゃるのではないでしょうか。

 

最近は公共のお手洗いでこのような光景がよく見られます。

 

切りっぱなしで置いておくよりも見た目は良いです。

ただ、マナーの観点から見ると微妙な行動かもしれません。

 

何といっても洗う前の手で折るのですから・・・ねぇ(笑)

 

もとは消防士さんが緊急出動時に迅速に行動するためのもの。

そこから「ファイアーホールド」という名前が付いているそうです。

 

帝国ホテルの清掃員が「清掃完了」の合図として使ったことから

日本国内のサービス業にも広まったと言われています。

 

ですので、清掃後には美しい三角折りをしておいてくださいね。

 

 

二つ目のお題はトイレの蓋について。

使用後に閉める派と開けておく派で意見が分かれるようです。

 

マナーの観点から見て正解はないような気もしますが

私の個人的な意見としては、原則閉める方が良いと思います。

 

次の方に新しい状態で渡すという考え方に基づいているからです。

 

ただ、よそのお宅へお邪魔したときは入ったときの状態に戻します。

各家庭にある暗黙のルールに従うのも一種のマナーですからね。

 

 

 閉めるたほうが便座の暖房効率が上がる

 閉めておけば流すときに水が飛び散らない。

 公共の場ではあえて閉めない

 

 

ご参考までに、世間一般ではこのような意見もあるようです。

 

 

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最後のお題はノックの回数。

お手洗いでノックをするときは何回が正しいのでしょうか。

 

正解は「コンコン」、2回です。

 

ふすま社会だった日本ではあまり一般的ではないようですが

(プロトコール)国際標準マナーでは場面によって回数が異なります。

 

 2回 ⇒ お手洗い

 3回 ⇒ 親しい相手

 4回 ⇒ 礼儀が必要な相手

 

日本のビジネス社会では3回ノックが主流だと思います。

お手洗い用の2回ノックを他の場面で使わないようにしましょうね。

 

 

 

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