おはようございます、接遇コンサルタントの磯貝和美です。
前々から感じていたことをブログにしたためてみました。
相手から断られたときの受け答えって本心が出ると思いませんか。
仕事の場面で私からお断りをすることがたまにあります。
例えば、講演会などのお誘いや様々な営業に対するお断りです。
何らかのお誘いがあっても予定があったり、興味がなかったり・・・
でも、お断りをするときはそれなりに言葉や文面に気を配るものです。
そのお断りに対して反応をする人としない人がいるんですよね。
1)お誘い→2)お断り→3)気持ちの良いお返事。
世の中には3を打たずに2で終わらせてしまう人が多いことに驚きます。
口頭でお断りをしたときに明らかに不愉快そうに返事をする人も・・・
営業職のあなた、販売職のあなた、表情&口調&態度に出ていませんか?
断られたときこそ気持ちよくお返事をして気分よくお別れしましょうよ。
もし次の機会があったとしたら、誰かに紹介する機会があったとしたら
断ったにも関わらず、気持ちよく受けとめてくれた人を思い出しませんか?
そういう人が営業や販売で結果を出すのではないかな、と思います。
以前、出版のご案内をいただいたときのお話です。
A社は大阪の会社ということもあり担当さんが事務所に来てくれて
私の話を全力のアクティブリスニングで聴いて「ぜひ出版を!」と帰られました。
B社は東京の会社だったので担当さんとは電話でお話をしたのみですが
私のブログを隅から隅まで読んでくれて出版のご案内をくださったそうです。
結局、どちらもご依頼のテーマが専門分野ではないことでお断りをしました。
A社の担当さんはお断りをするまでは質問に対しても返信が来ていましたが
お断りのメールに対してはスルー、何にも返事がきませんでした。
B社の担当さんはお断りのメールに対してもご丁寧な返信をくださいました。
A社の担当さんは対面で話をしたときの印象が良かっただけに残念でした。
でも、あのときにお断りをしたのはよい結果だったと思っています。
B社の担当さんは電話、メールのやり取りにとっても誠意を感じました。
ご縁があれば、一緒にお仕事をさせていただきたいものです。
何かを断るときって少なからず気力、体力を使うと思いませんか?
どんな反応が来るんだろうか、嫌な雰囲気になるんじゃないかな、と。
そんなとき、相手が気持ちよく受けとめてくれると嬉しさも倍増ですよね。
お相手の気持ちを軽くできるような言葉選びと雰囲気づくりを心がけてくださいね。