こんにちは、接遇コンサルタントの磯貝和美です。
昨日の大阪はよく降りましたね~。
今朝は気持ちのよいお天気で梅雨の晴れ間を味わいました。
さて、もう随分前ですがこんな記事を目にしました。
ゆとり世代のトリセツ
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160519-OYT8T50049.html?page_no=1
ゆとり世代の第1弾が社会に出たのは7年前なんですね。
4月の前半2週間が新入社員研修で埋まっていた講師時代。
とうとう「ゆとり世代」が入ってくる!と話題になったことが懐かしいです。
今どきの若者は・・・なんて言ったことがある人、手あげて~!ハーイ
ゆとり世代の方が世に出始めてすぐは現場の戸惑いも大きかったので
いろいろな場所でご相談(愚痴?)を耳にすることが多かったです。
自分たちも若い頃は同じように言われていたのでしょうけどね。
その立場にならないと分からないことって多いですよね。
ゆとり世代の皆さんの特徴と傾向を11個にまとめたとのこと。
私が新入社員さんに持った印象と同じものが多くて面白かったです。
1、まじめ・優秀 (まじめ、素直、勉強熱心、語学堪能、プレゼンテーション能力高い)
2、待ちの姿勢 (指示待ち、教えられ待ち、報・連・相がない、働きかけが弱い)
3、自己実現志向 (希望職種にこだわる、自信過剰、自己主張、結果をすぐに求める)
4、低意欲 (上昇志向が弱い、積極性・向上心がない、あきらめが早い)
5、フラット (上下関係をわきまえない・タメ口をきく、上の世代と交わらない)
6、打たれ弱い (怒られると極度に萎縮する、ストレスに弱い、メンタルが弱い)
7、リスク回避志向 (リスクを取らない、責任を負うことを避ける)
8、無個性 (無難、やんちゃさ・面白みがない、おとなしい、枠にはまっている)
9、さとり (客観的、達観、無関心・他人事、マイペース)
10、ドライな関係 (飲み会に来ない、会社への忠誠心が弱い、すぐに辞める)
11、自分の時間重視 (仕事以外の趣味や自己啓発の時間を大切にしている、定時に帰る)
ご本人たちからしたら「勝手な分析して」と思っているでしょうね。
「ゆとり世代」とひとくくりにされるのが嫌だと言う方もいらっしゃいました。
そりゃそうです、最初から色眼鏡で見られると嫌になっちゃいますよね。
私の世代(30代後半)でも11個の特徴を持ち合わせた人もいますし
逆に、今どきの若者でもこの特徴に当てはまらない人もたくさんいます。
結局は目の前にいる人がどうなのか、というところですよね。
この世代はこうだろう、という色眼鏡をかけている人はすぐ外しましょう(笑)
自分たちの世代の当たり前に当てはめようとするとしんどいですよね。
言われる前に動いて当たり前、仕事は目で見て覚えて当たり前。
上司に誘われたら飲めなくても付き合うのが当たり前・・・etc。
「やらない」のではなく「知らない」ことが多いのではないでしょうか。
知らないのであれば「教える」のが上司、先輩の役割ですよね。
価値観の違いを見せつけられたときにどのように受け止めるか。
その違いをマイナスにとるのか、プラスにとるのかで結果は大きく変わります。
11個の特徴をマイナスに捉えてしまうとイライラしたり、腹が立ちませんか?
あくまでも、フラットな気持ちで捉えて感情をのせない方が上手くいきます。
この記事を書いた豊田義博さんはこのように締めくくっていらっしゃいます。
「変わるべきは、新人・若手ではない。上司、先輩、会社の側、つまり、あなたなのだ。」
時代の流れを受け入れつつ、時代が変わっても大切なことはキチンと伝える。
私が現場で今どきの若者と関わるときの心構え、柔軟な大人でありたいものです。
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