接遇研修に欠かせないのは身だしなみのお話。
その中では必ず「香り」「匂い」「臭い」について触れます。
一般的な接客業(人と関わるお仕事)の現場では
「フレグランスはNG」という規定が多いとは思います。
身だしなみの大原則は「相手にとって不快でない」こと。
特に香りは好みが表れやすいので注意が必要な項目です。
自分の好きな香りを周囲の人も好きとは限らないわけです。
私たちが「人」や「場所」の印象を感じとるとき。
良くも悪くも、香りやにおいのイメージが残るときがあります。
印象の構成要素のメインは視覚要素と聴覚要素ですが
イメージが残ったときは嗅覚要素がトップになることもあります。
例えば、百貨店の化粧品売り場を思い浮かべてみると
たくさんのお化粧品が混じった独特の香りを思い出しませんか?
街中ですれ違ったときに思わず振り返ったことがある
電車で隣に座られて息が苦しくなったことがある
廊下を歩いていて「あ、あの人が来てる」と分かったことがある
これらは(香りが苦手な)私の個人的な意見ですけどね(笑)
ご自身の香りやにおいに対してはもちろんですが
店舗や事務所の香りやにおいもチェックしてみてくださいね。